博多暮らし3年目、移住民のちょびです。
福岡の有名な観光地と言えば“太宰府”です。私も引越しして来てから何度か足を運びました。ただ、いつも悩むのは移動手段です。博多駅から太宰府までは距離にして約16.5km。車だと約30分で移動できます。車で行くと道が狭いところが多かったり、渋滞したり、駐車場に困る事を考えると公共交通機関で行きたい派です。
博多駅から太宰府までは地味に距離があります。
電車で行く場合はどのルートでも乗り換えが必要…
観光地なのにアクセスがちょっと不便…
初心者はちょっと悩むかも…
そんな場所です。というわけで、今回は福岡に慣れていない方の為に博多駅から太宰府への行き方についてご紹介します。
こんな方におすすめ
- 博多駅から太宰府へ行く方法を知りたい
- 移動手段の違いを知りたい
- 電車とバスどちらか悩んでいる
1.移動時間が短く安いのは地下鉄+西鉄
最初にお伝えする移動手段は電車です。乗り換えが必ず必要にはなります。それでもバスで行くよりは料金も安く、時間も早いです。
ざっとマップで位置関係をご紹介します。
【博多駅⇒太宰府 電車移動の場合】
約30分 580円
①博多駅から地下鉄七隈線に乗車する
地下鉄(市電):博多⇒薬院
〈6分 210円〉
②薬院で地下鉄(市電)から西鉄薬院駅へ乗り換える
徒歩:薬院から西鉄薬院駅まで移動
〈徒歩約4分〉
③西鉄で移動
電車(西鉄):西鉄薬院駅⇒西鉄二日市(乗り換え)⇒太宰府駅
〈約20分 380円〉
乗り換えが2回、薬院と二日市であるので手間に感じます。薬院は市電と西鉄で会社が違うので移動に少し距離を感じますが個人的には近く感じるのでありです。地下鉄七隈線が2023年博多駅まで延びるまでは薬院まで電車で行くことができず、ほとんどの方がバス移動を選択していました。
一方、二日市の乗り換えは同じ西鉄でホームのりばの移動なので階段の上り下りが面倒には思いますがすぐ乗り換えることができます。
電車で行く場合は博多駅の地下にある“七隈線”の文字を頼りに向かうことをお勧めします。
入口はいくつかありますがシンプルなのは駅の地下に行き、地下鉄の文字を追って進むと辿り着きます。阪急のデパ地下を出てすぐ見つかられる場所でもあります。開業したてなのでまだまだ綺麗です。
地下5階まで行くと電車が走っています。開業前に試乗した様子を以前ブログに記録したので興味がある方は合わせてご参考頂ければです。(薬院へ行くまでの途中にある天神南までの乗車レポートです。)
最初の乗り換え場になる薬院駅は利用者が多く目立つ駅です。
市電から西鉄の乗り換えも少し歩くもののすぐ辿りつきます。
西鉄の電車で向かう場合、バスとは違っていいことがあります。それは薬院でお得な旅きっぷを買うことが可能です。
太宰府でのランチ券(飲食店へ事前予約必要)と西鉄の往復券+太宰府観光地の割引がついたチケットです。
こちらも以前利用して良かったのでブログに記録しています。気になった方はご参考に見て見て下さい。
電車で行くと二日市あたりから雰囲気がある駅に変わります。徐々に近づいている感、別世界へ足を運んでいる感覚を味わえるのも楽しみのひとつとなります。
駅に着くと
“おぉ✨ここが太宰府か~✨”
となります。太宰府駅も素敵な空間なのでぜひ楽しんでください。
“博多駅からJRで行けたら早いのでは??”
私もそう思ったことがあります。
ですが、これが残念なことにJRでは太宰府観光地付近まで行くことができません。
電車で行く場合、太宰府の観光地付近に辿り着く方法は西鉄のみです。
なんとなく地場の強さを感じます…。
JRで行く場合、太宰府に近づけるのは二日市駅です。JR二日市駅と西鉄二日市駅は徒歩で約15分歩きます。歩けなくはないですが初めて訪れる場所の場合、しんどく感じる距離です。
JR二日市駅から西鉄へ向かう場合、紫駅の方が二日市駅より近くなりますが、ここから乗っても太宰府へ行くのに西鉄二日市駅で乗り換えが必要な為、二日市駅まで行くのが結局早いかなぁというところです。
移動の間にちょっとしたお店があったりするので、地域を楽しみながら歩ける人は約15分の移動が苦にはならない気がします。
【JR博多駅⇒西鉄太宰府駅】
※二日市で徒歩で乗り換えるルートを選んだ場合
約35分 450円
①博多駅⇒JR二日市駅
〈約14ー16分 280円〉
②JR二日市駅⇒西鉄二日市駅
徒歩約15分
※タイミング合えばバス有
➂西鉄二日市駅⇒太宰府駅
〈約5分 170円〉
JRで行く場合料金が一番安くなりますが二日市駅での乗り換えが難点です。実際、二日市で乗り換えたことがありますが地味に遠くクネクネ道を歩いたので少し迷いました。タイミングよくバスが走っていればバスに乗ることをお勧めします。
二日市は温泉があるのでJRの駅も古さはありますが雰囲気がありました。
2.迷わないのはバス
電車で行くと時間も短く安いということでしたがデメリットは乗り換えが2回あることです。乗り換えに自信がない方、面倒だという方はバスをお勧めします。バスで行く方法は至ってシンプルです。
博多駅中央口を出て左側に見える博多バスターミナルのビルの方向へと進みます。
地下や2階の連絡橋からも行けますが、1階がのりばなので1階から行くのが分かりやすいです。
のりばへ向かう途中、バスが通る場所なので信号がありますが渡るとすぐ建物内に入れます。
のりばは11です。奥へと進みます。狭い場所でいつでも混んでいます。
行く途中“えっ!?もうこんなところから並んでいるの?”
と思いますが、別の行列だったりします。ご注意下さい。
変な所に間違って並ばないように11に並んでいる人を確認して並ぶことをお勧めします。
15分単位で出発していますが、混雑時は乗れない場合もあるので要注意です。
乗れると、座っているだけで着くので後は楽です。電車で行く景色とまた違う景色を楽しみながら太宰府へと向かいます。博多駅を出発して数十分後、福岡空港にも立ち寄ります。空港から乗る人も乗せて向かいますがこの方たちは席に座れず立っての移動になることが多そうです。
太宰府に到着すると駅前で下りました。降りたすぐそばが観光地ですぐ楽しむことができます。
【博多駅からバスで向かう場合】
約40分 610円
※時間は道の混み具合で変わる
西鉄電車で向かう場合とバスで向かう場合料金は30円電車が安く、時間は10分の差です。これぐらいなら何も考えず、乗り換えなしで楽したいという場合はバスが良さそうです。
3.まとめ
今回は博多駅から太宰府までの公共交通機関での行き方をご紹介しました。
2023年地下鉄七隈線が開業したことで博多駅から太宰府までのアクセス方法も変化しました。早さと料金を抑えたい方は電車で、乗り換えが面倒不安な方はバスで行くことをおすすめします。
【博多駅から太宰府行き方まとめ】
■地下鉄(市電)+西鉄:約30分 計580円
①地下鉄博多駅⇒薬院(七隈線で移動)
※空港線に間違って乗らないように注意
②薬院で乗り換え(市電から西鉄へ徒歩約4分)
➂西鉄薬院⇒西鉄二日市駅(のりば乗り換え)⇒太宰府
■JR+西鉄:約35分 計450円
①JR博多駅⇒JR二日市駅
②二日市駅で乗り換え(JRから西鉄へ徒歩約15分)
※距離がある為バスにうまく乗れればバス移動おススメ
➂西鉄二日市駅⇒太宰府
■バス 約40分 610円
博多バスターミナル⇒太宰府
※予約無し。並んだ順
※人数オーバーの場合は次の便になる場合有
※15分単位で出発
※途中、福岡空港からの乗客を乗せる為立ち寄り有り
バスは混みあう時間は人数オーバーで予定していた時間に乗れないという可能性も出てきます。旅行計画でタイムスケジュールみっちりの方はご注意下さい。
個人的には地下鉄+西鉄ルートが早さと料金的なところでおススメです。
電車で一本でいけないのが福岡の観光地というのになんだか残念なところです…。太宰府に行くには必ず二日市で乗り換えるしかないのでやむ負えません…。ちょうど雰囲気が変わるところでもあるので、乗り換えと一緒に気持ちを切り替えてみるのがいいのかもしれません。
では良き旅になりますように~👋
最後まで読んで頂きありがとうございました🌷
2023-05-03