バレンタインも過ぎもらった人はホワイトデーに備えお返しを悩む時期になってきましたね!
今日はそんなホワイトデーにまつわる福岡のプチ情報をお届けします。
福岡に住むまで私は知りませんでしたが、今や誰でもが知っている『ホワイトデー』は福岡の博多から始まったと言われています。ホワイトデー発祥の起源は博多土産で有名な銘菓【石村萬盛堂】さんです!
その起源が意外と面白く興味深い話でした!!博多に住むなら知っておきたい豆知識です!
出来る限り簡単にまとめましたのでぜひ、ホワイトデーに合わせて豆知識を増やしたい方、自慢したい方は続きを見て見て下さいね🙌
1.ホワイトデーはいつからあるの?
ホワイトデーの始まりは【石村萬盛堂】さんとお伝えしましたが実は説が3つ存在します。3つでバラバラなのでそれぞれ紹介します。
①石村萬盛堂説
始まりは昭和52年(1997年)です。
当初は『マシュマロデー』と呼ばれていました。
後にホワイトデーへと変更されました。(この経緯についてはこの後ご紹介)
昭和52年となると、今が2022年なので45年前からとなります。
私は生まれていませんが、キャンディーズが解散したり石川さゆりさんの『津軽海峡冬景色』がヒットした年と言われています。
参考
【この年に生まれた芸能人】
南海キャンディーズ山ちゃん、劇団ひとりさん、パンサー尾方さん、松たか子さん、菅野美穂さん、氷川きよしさん、香取慎吾さん、市川海老蔵さん・・・等
そんな年がホワイトデーの起源です。
その後・・・
時は経ち、不二家さんはホームパイのおすすめを始めています。
パイのおすすめを始めた理由
・生地を何度も折り返し層を重ねて作るパイは贈り物にふさわしい
・記号のπ(パイ)=3.14・・・
・ホワイトデーに不二家のパイを食べて良さを知ってほしい
このような理由が上げられています。
そして、2017年 3月14日 不二家パイの日と登録されています。
③全飴菓子工業協同組合説
始まりは昭和53年(1978年)『キャンディーを贈る日』としており、2年後の昭和55年(1980年)ホワイトデーを制定したと言われています。ホワイトは純潔のシンボルであり、ティーンのさわやかな愛にぴったりとの考えから「ホワイトデー」と名づけたと言われています。
歴史の流れを見ると一番早く動き出したのは菓子業界。
それを気に不二家さんが一足早く動き出したけど、同じように石村萬盛堂説さんも菓子業界と同じことを考えるようになりマシュマロ推しから他の菓子もとホワイトデーへと変わった流れがある様です。
先に始めたとされる不二家さんは今はパイの日を設けてパイ押しに変わっている様子でもあります。このことからホワイトデー開始の諸説はいろいろありますが、石村萬盛堂説さんが有力だと思われるので今回はこちらを元にお話しを進めていきます。
こういったどこが始めたか論争はあらゆるところで起きるものですね💦
余談ですが記事を書きながらりくろ―おじさんとてつおじさんを思い出しました…。
気になる方はこちらを↓↓
過去記事ですが、2つの歴史を徹底的に調べたブログとなっていますので興味ある方はぜひ♪
2.ホワイトデーが始まったきっかけは?元々はマシュマロデー!?
【石村萬盛堂】さんの当時の社長が新しいお菓子作りを探していた時に女性雑誌の投稿をみたことがきっかけとされています。
『男性からのバレンタインデーのお返しがないのは不公平。ハンカチやキャンディー、せめてマシュマロでも・・・』
この言葉から
男性から女性へマシュマロをお返しする日を『鶴乃子』をきっかけに作れないか?と考えたことから動き出したようです。
こうして、マシュマロをお返しする日とされたのでマシュマロデーと最初は呼んでいたそうです。
3.3月14日の理由はヒマだから!?
マシュマロをお返しする日(後のホワイトデー)をいつにするか考えた時
候補は3つあったそうです。
①4月12日(バレンタインデーを逆さにした日)
②2月21日(バレンタインデーの1週間後)
③3月14日(バレンタインデーの1か月後)
この中で③が採用された理由は消去法
①は2か月も空き間延びが懸念が...
②はお菓子屋がバレンタイン直後で大変そう...
残ったのは③
「一番ヒマになる3月14日がベスト」と
【岩田屋(福岡の百貨店)】さんが【石村萬盛堂】さんが決められない中アドバイスし決まったそうです。
4.ホワイトデーの名前の由来はマシュマロの白から!?
上記でもお伝えしたとおり、元々3月14日は『マシュマロデー』でした。
昭和53年(1978年)3月にスタート。
ですが、すぐ世間に浸透されたわけではなく数年は売り上げが厳しい状況が続いたそうです。
スタートしてから 7、8年後・・・
百貨店から「マシュマロだけではなくもっと幅広くバレンタインデーのお返しの文化としてできないか?(公式HPより情報参照)」との声があったそうです。
そこで、
マシュマロの白を思い出させるということから
『ホワイトデー』にしたそうです。
その後、菓子業界だけではなく食品業界、衣料業界、等いろんな業界に広がり今やみんなが知る『ホワイトデー』となっていたと言われています。
5.ホワイトデーは日本の文化!?海外では通用しない
ホワイトデーの話が日本独自の文化だとお伝えする上で、みんなが知っているバレンタインも日本独自スタイルであることについて少しここでご紹介します。
バレンタインの発祥は海外です。
バレンタインの歴史はローマ帝国時代と言われています。
2月14日は女神ユーノー(すべての神々の女王)の祝日。
2月15日はルペルカーリ祭が始まる日(豊年を祈願する祭)
クラウディウス2世(ローマ帝国皇帝)は兵士達の婚姻を禁止していた時代
そんな中・・・
ウァレンティヌス[バレンタイン](キリスト教の司祭)は婚姻を禁止され悲しんでいる兵士を憐れみ内緒で結婚式を行っていました。
が、皇帝にバレました。
皇帝は司祭に結婚式をするな!!と命令。
司祭はそれでも守らず…。
その為、死刑されました。その日はあえて2月14日女神ユーノーの日に選ばれました。翌日のルペルカリア祭に捧げるいけにえにする為です…。
この日はキリスト教徒にとっても祝日となり、恋人の日にもなりました。
・・・これが一般論とされています。他の説もあるので一概には言えませんが。
参考
※日本では昭和33年頃から流行。独自のバレンタインスタイルが定着。
日本:女性が男性に対して愛、想いを打ち明ける日
多くの国:恋人や家族等と愛を誓う日
日本と海外でバレンタインの日の認識は異なっています。
ホワイトデーは上記でご紹介した通り博多の銘菓【石村萬盛堂】から始まっています。その為、日本独自となっています。
近年ではこの文化が広まり、中国・韓国・台湾等の東アジアではホワイトデー文化が定着されてきているようです。
その他の国では『ホワイトデー』は知られていないようです。
バレンタインデーがあってのホワイトデーの為バレンタインの認識が日本と海外で違っているとなるとホワイトデーが世界に浸透するのはなかなかのところですね。
6.進化を続ける『鶴乃子』マシュマロアレンジはいろいろ!?
ホワイトデーのきっかけになったマシュマロ菓子『鶴乃子』を製造している石村萬盛堂さんのお菓子についても少しご紹介します。
石村萬盛堂さんは創業明治38年の老舗のお菓子屋さん。
老舗の菓子屋というとお堅い、渋い菓子のイメージがありますが石村萬盛堂さんは時代にあわせたお菓子を作っています。
最近ではマシュマロの飲み物まで提供中!!
現在は期間限定で『スモアショコラ』
その他、カラフルなマシュマロも販売されています。(季節限定の為変更される可能性有)
買った『鶴乃子』を自分でアレンジするのもありです!
私はパンケーキを焼いた後レンジでチンしてみました!とろ~りで甘党さんにおすすめの仕上げです♪
ぜひお試しあれ!!
7.まとめ
ホワイトデーの起源は諸説ありますが博多の銘菓【石村萬盛堂】さんが有力だと思われます。
福岡市を紹介するサイトのあちこちで石村萬盛堂さんが発祥という情報がでています!
マシュマロ推しから始まったホワイトデー
大切な人へのお返しと言う意味ではどの会社の取り組みも変わりません。
もうすぐホワイトデー。
ホワイトデーのきっかけになった『鶴乃子(マシュマロ)』を渡すもよし、クッキーを渡すのもよし、チョコをお返しするのもよし、気持ちがこもっていればいいですよね!
と言いたいところですが、個人的にはチョコをあげたのにキャンディが返ってくるとガッカリしてしまいます。
チョコ好きで飴はそんな好きではない人なので…。
相手の好みも把握してお渡しできるとHAPPYホワイトデーになると思います✨
今回はだいぶ、博多銘菓『鶴乃子』をおすすめする情報になりましたが、あの『雪見だいふく』が誕生したきっかけのお菓子でもあるので食べた事ない💦という方はぜひ一度ご賞味あれです!
では今回はこの辺りで~👋
良きホワイトデーをお過ごしくださいませ🌷
2022-03-04
石村萬盛堂さんの『鶴乃子』以外もいいお菓子があるので興味がある方はこちらもぜひ合わせてご参考下さい。