博多暮らし3年目のちょびです!引っ越してきたけれどコロナ禍の世という事となんだかんだ家でいろいろすることが多く、そんなに街を出歩いていない移住民です。そんな、私ですが引越して来てから気になっていた場所があります。
それは・・・
【楽水園(らくすいえん)】
と言う名の庭です。
楽水園とはどんなとこ
・博多駅から徒歩約12分
・“都会のオアシス”と呼ぶ人がいる場
・明治には博多商人の別荘、後に茶室や旅館としても使用された
・福岡市が池泉廻遊式の日本庭園として整備し楽水園と名がついた
“いつでも行ける場所”と思うと、なかなか行かずのまま・・・
幾度もの月日が流れ、時が過ぎ去りました。そして、季節は紅葉!!今年こそは行くぞと決め向かいました。
というわけで、今回は初めて『楽水園』へ行った情報をお届けします。
こんな方におすすめ
- 楽水園に行くか迷っている
- 楽水園がどんなところか知りたい
先にお伝えすると、行って良かった場所です。ただ・・・、“ここ見てなかった”“せっかく行ったのに見落とした!”という部分もあったので、良かった部分と合わせてご参考いただればです。
1.場所:徒歩でも車でも行きやすい
最初に紹介するのは場所、行き方です。
博多駅から徒歩約12分ということで、どれほど行きやすい場所なのかお伝えします。手書きのヨボヨボ矢印で案内します。
博多駅中央口を出て、左(KITTEの建物)がある方向に進みます。タリーズの前のバス停を真っすぐ進みます。
左側にある、郵便局もスタバも越えて進むと、右側に大通りの角、ミサワホームが現われます。
ミサワの前を通り、代々木ゼミナールが見える方向へと進んでいきます。
ここからは、しばらくまっすぐ歩きます。右手にセブンイレブンが見えて来るまで歩きます。
まっすぐ、歩いていると奥にロイヤルホストの看板が見えてきます。ロイヤルホストまではいきません。
ロイヤルホストの手前の信号で右に曲がります。右側にセブンイレブンがあるのが目印です。
セブンのある交差点を右に曲がるとホテル(ホテル法華倶クラブ福岡)が見えます。
ここまで来ると、もうすぐ着きます。ホテルの前の道を歩き進むと、住吉神社の看板が先に見えます。
時間に余裕があったら、あわせて一緒に行くと良さそうです。今回は省略です。神社の看板を超えると道路側に『楽水園』の看板が出ています。
看板が出ている建物を左に曲がります。(また、右側にセブンがありますね。)
曲がったところに雰囲気のある壁が見えます。この壁の中が『楽水園』です。入口は右に曲がるとすぐです。
“お、ここか!”
ってなる場所です。まわりはマンション、住宅地。割と近くにパチンコ屋があるのに、なんとも静かな場所です。
外からでも中の紅葉の様子が見えます。12月上旬ですが、まだ緑色です。
“真っ赤になると綺麗でしょうなぁー。”
入口前に駐車場があります。
立体駐車場の横が楽水園専用の駐車場です。
【楽水園専用駐車場】
■利用可能時間
9:00~17:00
※火曜休園の為、利用不可
■利用方法
・入庫時:自動でチェーンが下がる
・出庫時:専用のコインが必要(管理者事務所に申し出必要)
■料金
1日1回300円
※療育手帳・身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方の運転(又は同乗する)の場合は駐車料免除
専用の駐車場は停められて6台ほどの様子でした。縦列駐車であればもう少し停められそうです。
すぐ、隣の立体駐車場の方が1時間100円なので私ならこっちの方が使いやすいと思いました。
楽水園へのアクセスは徒歩も良し、車も良し、紹介省きましたがバスでの移動も良しです。
【楽水園】
■場所:〒812-0018 福岡県福岡市博多区住吉2丁目10−7
■開園時間:9:00~17:00
■休園日:火曜日
※火曜が祝日の場合は翌日
2.料金:100円
楽水園は小さな庭です。お値段は良心的で100円です。
庭の池に立派な鯉がいますが、鯉のエサ代は別途100円です。
今回1人で、お散歩がてらに行ったのでやめましたが、せっかく行くなら、おすすめは・・・
抹茶と季節のお菓子を500円で頂く事です。
こんな感じで、畳の部屋で茶庭を見ながら一服。カップルや夫婦でのひと時にいいなぁと思いました。
3.散策:見落とすかも?
楽水園は広くはないです。入って見て、“なぁーんだ、これだけか!”と思う人もいるかもしれません。こんな場所だからこそ、見逃すことがあるかもしれません!!私は見逃した場所がありました。どんな場所だったかを含め紹介します。
最初の注目ポイントは・・・壁!!
見たことない、独特な壁です。といっても、博多旧市街地ではよく見る博多壁(はかたべい)です。県外の方はお初?になるかもです。
中に入り、通りを進むと壁があるおかげか街中とは思えません。
門をくぐれば、そこは異空間。
静かなひと時です。庭に入ると全体が見渡せるほど小さな庭です。
入園している人がみんな見えるのでは?と思うほどの広さです。写真を撮っている人、鯉を見ている人、池を見ながら休んでいる人、過ごした方はそれぞれです。12月初旬、紅葉の葉が緑と赤と混ざっていました。
紅葉と鯉。
大きな鯉が数十匹。結構近くで見られます。口をパクパク威勢もいいです。
気になって調べたところ、池の糸は鳥よけ(鳥が魚を食べないように)や人の注意意識を上げる効果があるようです。地域によっては電流が流れる糸もある様です。むやみに触るのはよくないです。
紅葉の葉はやっぱり見とれます。近くで見ると、田舎で見る紅葉と比べると綺麗な葉ではないかなぁという印象です。遠目で見るのがいいのかもしれません。
そして、楽水園は“ウエディングフォト”や“前撮り”でも人気のスポットです。
この日も素敵な御着物を着ていました。素敵な写真が撮れていそうです。
あとは、足元も見て見て下さい。
どんぐり、コロコロです。
一部、コロコロどころではなく、ウジャウジャです。街中で見るとは思っていませんでした!!
そして、癒されるのは・・・
滝ッ!!!
水しぶきもほんのり、上がっていました。“癒されますなぁ~”
滝がある橋を渡ると木々とハト。ハトもいい場所知っていますね。
園内のあちこちに、長椅子があります。
鑑賞するのに良きです。見る場所で雰囲気が変わります。
池に張られた糸が気になる所ですが、自分の好きな場所を見つけるのも楽しみのひとつです。さらに見るだけではなく、音も楽しめる場所です。
時々、近所の配達に来たであろう大きめのトラック音はするものの、基本静かです。水の音、風に揺られる葉の音が聞こえます。
庭を一通り見終え、名残惜しくも帰ることにしました。
帰り口、左手に見える庭がありました。
苔が多いエリアです。門が閉まっており、建物から見える人はお茶をしており
“お茶する人しか見えない、入れない庭なんだ”
と思いました。
建物内、入りづらい雰囲気でしたが、中にはトイレや茶室(楽水庵)が見えるようになっていました!!!
残念ッ!!!
勇気を持って建物に入っていれば・・・。まぁ、また次回行きましょう!
こうして、初めての楽水園のお散歩終了です。
4.所要時間:20~45分
庭での滞在時間は今回、約20分でした。
葉の様子を見たり、鯉を見たり、滝に見とれたり、写真を撮りながらゆっくりゆっくりまわっての時間です。今回、茶室を見逃して、建物内で一服しなかったので、建物内でゆっくりお茶する場合は45分ぐらい所要時間見るといいかと感じました。
他にもいろいろ巡って、ハードに動く方は頑張れば15分ぐるっとまわれると思います。
5.まとめ
今回は博多駅から徒歩圏内、約12分でいける日本庭園『楽水園』を紹介しました。
小さめの庭ですが、街中にある場所とは思えない、タイムスリップしたかのような静かで癒される場でした。
【情報おさらい】
■行き方
徒歩12分、バスでもいける、駐車場は目の前
※専用駐車場は1日1回300円
(隣の駐車場は60分100円)
※専用駐輪場は無し
■費用
・入園料:100円
・一服(お茶と菓子):500円
・鯉のエサ:100円
※2022年12月時点の価格。今後変動するの可能性も有り。
■所要時間
早々見る15分
ゆっくり過ごす20分
建物内でお茶30~45分
※目安までに
■プチ情報
・壁にも注目(博多壁)
・ミニ滝がある
・どんぐりも落ちている
・鯉は大きめで数十匹
・池には糸を張ってある
・建物内に入るの忘れずに
・トイレもある
・ウエディングフォト等記念写真スポットでも人気
いかがでしたでしょうか?
1人で訪れている方もいますが、私が行った時は夫婦、カップル、女性2人組、外国人の4人グループの方がいました。博多駅やキャナルシティの近くにある『楽水園』、癒しを求めたり、四季の変化を楽しむのに立ち寄ってみてはいかがでしょうか??
では、今回はこの辺りで~👋
最後まで読んで頂きありがとうございました🌷
2022-12-03