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【博多に遺跡】稲作の始まりの地!?をお散歩

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【博多に遺跡】稲作の始まりの地!?をお散歩

毎日食べているお米。その歴史が古いことは誰でも知っているはず!
たくさんの米を作るのには稲作(水田)が必要です。
意外と知らないその稲作発祥の地。いや、ただ興味がない人が多いだけな気がするけど・・・。

Googleマップ大好きな私、博多に引っ越してきてからマップ上で街を探索していたところ
気になるスポットを発見!!!

住宅街にあるポツンとある
板付遺跡(イタヅケイセキ)

紹介文を見てみると・・・
稲作の発祥地と呼ばれる場所
な、なんと
博多区にあったー!!!

と思ったのはひと時の間で歴史の情報は都度更新されており、近年岡山で古い農具が出てきたそうでそっちが最古扱いをされだしているところです。
ということで博多が発祥地かわからなくなっているところです。

あら、残念…。

 

実際訪れた時は『日本最古の稲作地』と見てちょっとテンションあがったんですけどね…。

歴史はいつ変わるかわからないものですね。

でも、国指定の史跡となっている場所。
歴史の始まりは中国に近い九州からの始まっていることも多く非常に興味深いことに変わりはありません。
またこの板付遺跡は集落、墓地、生産地(水田)が一体となって把握できる数少ない遺跡と言われています!

遺跡が無い地域で育った人にとっては、あの教科書に出てくるような場所かぁ✨と思うところです。

今回はそんな【板付遺跡(イタヅケイセキ)】に行ってみた情報をお届けします。

歴史の小難しい話は置いておいてザックリこんなところだったというご紹介していきます。

こんな方におすすめ

  • 博多の人、人、人に疲れてちょっと近場でリフレッシュスポットをお探しの方
  • 歴史、遺跡好きな方
  • お散歩好きな方

1.場所:ららぽーと付近

場所は住宅街の中に位置しています。
最寄り駅は無いです。しいて言えば竹下か笹原かという微妙な位置にあります。

竹下駅と言えば、ららぽーとの近くになりますね!

竹下駅からの距離は約2.9㎞。歩くとすれば30分ほど💦
近そうで、結構遠いです。

博多駅からだと約4.1㎞。自転車で約20分ほど。
個人的にはいい運動になるのでありです!

体力に自信ないけど、行ってみたいという方はバスで向かうのがおすすめです。
博多駅筑紫口からバスが出ています。約25分で着きます。
板付団地第二バス停で降りて徒歩2分でいける場所です。

ただ近くに他、お目当てになりそうな場所はほぼないので時間にご注意下さい。

ちなみに、ららぽーとのガンダムまで徒歩約15分です。(信号にひっかかったらもうちょっとかかるかもしれません)

■場所:〒812-0888 福岡市博多区板付3-21-1
■営業時間:9:00~17:00(入館16:30まで)
■TEL:092-592-4936
■料金:無料
■駐車場:有(結構広々)

2.板付遺跡に行ってみる

博多駅周辺から自転車で向かい20分程で到着。
ちょっと坂道をのぼってやってきました。季節は10月。涼しいかと思いきや、あちーッ💦と思わず声が出る日でした。

駐車場は広々でした。平日のお昼すぎ停まっていたのは1台だけでした。

年季の入った看板。日本で最も早く稲作が始まったことについての案内の記載。英語でも書いているけど消えかけている…。

まず、最初に行ったのは『板付遺跡弥生館』です。
無料です。
中に入ると男性の説明員さんがいました。先に来ていた男性のお客さんが真剣にいろいろ聞いている様子でした。
土器や稲作道具が置いてありました。

歴史の勉強になる場所です!コロナ禍でなければ火起こし体験もできる場のようでした。

館内で勉強して外に出たら目の前に

博多で見えると思ってなかった田んぼ
懐かしい景色

天気も良く、人もいなくて、自然を感じられて
とってもリフレッシュできました✨

続きまして、お隣の敷地遺跡へと向かいます。道を挟んで見えているのに入口までまわらないといけないのでちょっとモヤモヤしつつ歩きます。

入口発見!!!こちらも人がほぼいないけど、この遺跡側に自転車を置いたり、自転車で中に入ったりすると怒られるそうです。

行く前に口コミを見てたら怒られたという人がいました。

“遺跡に来た”って感じの入り口です。

いざ、ムラへ

立体的なムラの案内図も発見!!

環濠集落の案内版もちゃんと置いてくれてました。

歩き進めると・・・
でた!!!

V字の堀

緑で生い茂ってます。これ、ぐるーっと一周続いてます。思わず、昔の生活を想像し始める光景です。

このV字は幅2~4m、深さ約2~3m、断面Ⅴ字形の溝を東西約80m、南北約110mの楕円形になっているそうです!

お堀を超えたら、あちこちに建物が!!!

復元された竪穴住居です。鍵がかかっており中には入れません。

草のボーボー感とぼこぼこした足元が昔感があって、なんだかタイムスリップした雰囲気を感じました。

集落をぐるっとまわってみます。まず、最初に現れたのは・・・

ムラ長たちの墓
案内がなかったら見落としそうでした。

さらに進みます。ちょうど遺跡の入り口と反対側、折り返し地点に来たあたり原っぱが現れたかと思ったけど・・・

子供たちの墓』らしい。
広すぎやなぁ~と木陰でちょっと休憩。

片隅にたくさんのどんぐり。博多でどんぐりが落ちてる場所があるなんてちょっと感動。

さらに歩き進めると・・・

便所』の案内板。
草むらでどこかわかりづらい💦

ちなみに道路挟んである土道は板付遺跡弥生館へと続く道です。

遺跡をぐるっとお散歩して、再び板付遺跡弥生館がある場所へと戻ります。

水場もあって稲もあって“よき日本の風景”を見てる感じがしました。
奥にマンションが見えはしますけどね・・・。現実逃避できる場です。

最も古い段階の水田が最初に発見された遺跡としてつくられている『復元水田
地域の人や学生さんと一緒に田植えや稲狩りをやっている場所とのことです。

3.まとめ

板付遺跡は街中からちょっと離れたい!っと思った時に一息つけるようなそんな場所でした。
身近な非日常体験場。
特にこれ!というものはないですがちょっとリフレッシュしたいなぁと思った時にまた行きたいと思えた場所です!
のんびり過ごすのに、お散歩するのにいいところです。

近くに福岡で今注目されている今年オープンの『ららぽーと福岡』もあるので、ついでにちょっと行ってみようかなと言う方は一緒によってみるといいかもですね!
遺跡から距離にして約1㎞弱。徒歩約10~15分です。

ららぽーとが広すぎるので、歩き過ぎて疲れてそれどころではなくなるかもしれませんが…。

私は自転車で今回、向かいました。来る途中、竹下駅の近くにある『めんべい』のカフェでランチしてきました。
その時の情報も以前ブログに書いたので同じようにお散歩でまわる人は良かったらご参考下さい🙌

では、今回はこの辺りで~👋
最後まで読んでいただきありがとうございました🌷

2022-03-30

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ちょび

🏠アラサーの会社員
🏠一人暮らし歴11年経験
🏠博多暮らし4年目突入
移住民がはじめての博多で過ごす日々をあれこれ発信しているブログです🙌同じく博多がお初の方に見て欲しい情報を記録中!
おやつ好き*調べる事好き*小さな節約をコツコツ*難しいことめんどうなことはできれば避けたい*
そんな人が暮らしで気づいたあれこれを書いています🌷

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