博多暮らし2年目のちょびです!中四国メインで暮らしていた為、福岡のことはまだまだ知らない事ばかりです。そんな私ですが、引越し前から福岡で気になる地がありました。
それは“糸島”です。福岡市のお隣です。
気になった理由は1人の人物に出会いました。中国地方と四国の間には瀬戸内海があります。そこでは4年に1度『瀬戸内国際芸術祭』が開催されます。よく足を運んだのですが、そこで海外の女性と知り合いました。日本のお金を持っておらず、島へ行くフェリーでクレジットカードが使えず困っていた所をお助けしたことで出会った方です。話を聞くと海外を転々として現在は“福岡の糸島”で数カ月滞在しているというフォトグラファーでした。
“糸島は素晴らしいところ”
それで長期滞在しているそうです。海外の方も魅了する初耳の糸島とはどんな場所なのか??
気になってから月日は経ち、とある日、糸島に関するローカルニュースを見ました。
・樹齢400年の大きなカエデが大迫力
・蠣小屋がオープン
・伊都菜彩が人気
どれも気になります!!だた、糸島までは博多から車で約30分程の距離で車を持たない人にとってはあちこち行きづらいところです。
そんな時、発見したのが『HISのバスツアー』でした。
行ったのは昨年(2021年)です。現時点はまだ今年の案内がでていないところなので同じツアーがあるとは限りませんがレンタカーを借りてまわるのにもおススメの場所だったので今回ご紹介します!!
こんな方におすすめ
- 福岡で秋のおでかけを検討している
- 糸島でおすすめの場所を知りたい
- バスツアーってどうなのか知りたい
【今回行った場所】
■8:30 博多駅出発
■9:00~9:45 糸島菜彩
※道の駅のようなところでお買い物
■10:15~11:15 芥屋の大門(けやのおおと)公園散策
※本当は船で遊覧予定が波が高く中止になったので散歩
※トトロの森と呼ばれる場所
■11:30~12:30 カキ小屋でお昼ごはん
※蠣1.5㎏・カキフライ・蠣飯・蠣汁
■13:00~13:45 雷山千如寺大悲王院
※大きな楓の紅葉鑑賞と寺院散策
■14:10~14:50 杉能舎
※酒造の見学と買い物
■15:30 博多駅到着
このようなスケージュールを元に向かいました。場所は下記マップをご参照下さい。
1.8:30 博多駅出発
バスツアーでお出かけする場合、博多駅の筑紫口に集合します。HIS以外のバスツアーの方も集う場所で朝は多くの人がいます。自分のツアーの人がどこにいるのか探すのに少し苦労するところです。ガイドさんを見つけて受付を済ませたら、バスへ向かいます。
HISバスツアーで行く場合は「HISシール(写真左上のやつ)」を服やバッグ見えるところに貼る必要があります。
今回、地域クーポン券と杉能舎で使用できる『あまざけソフト引換券』をもらいました。
バスに乗って思ったことは・・・
年齢層が高め!!!
行く場所が渋いのでしょうか…。私はとっても楽しみにしていたのですが同世代の30代らしき人は見当たらず、50代~80代の方の様子でした。女友達同士や夫婦、ご高齢の集団(友だち同士?)が主でした。この日は2人組が多く1人で来てそうな人は見当たりませんでした。
2.9:00~9:45 糸島菜彩
最初に訪れたのはJAが運営している【伊都菜彩(いとさいさい)】です。
道の駅のような場所で駐車場も警備員付でとても広く、地元で獲れた新鮮な野菜、肉、魚、果物、弁当、花、お菓子等さまざまな食べ物が揃う大きなお店でした。
朝一がおすすめ!!
・朝からレジが行列になる。遅くなるともっと列が長くなる。
・遅い時間になると売り切れる商品がでてくる。
遅くなると行列の待ち時間と品切れの可能性が出て来る為、朝一がおすすめとのことで一番に予定を組んだようでした。
悩みながら私が買ったのは・・・
鍋にピッタリ春菊¥150とトマト¥250と寒い日に部屋で食たくなる早生みかん¥300です。
福岡市内のご近所のスーパーではトマトが美味しいものがなく残念に思っていましたが、ここのは美味しくて感動しました!!
【伊都菜彩(いとさいさい)】
■場所:福岡県糸島市波多江567
■営業時間:9:00~18:00
■電話:092-324-3131
3.10:15~11:15 芥屋の大門公園散策
2番目に向かったのは【芥屋の大門(けやのおおと)公園】です。
本来であれば芥屋の大門(けやのおおと)遊覧クルーズの予定でしたが、天候が悪く波が高いということで中止になり洞窟内に入ることが無くなり代わりに向かったのが近くの公園です。先ほどの伊都菜彩からは30分程ですが体感としては長く感じました。
駐車場から少々歩き海へと向かいます。背の低い鳥居が見えてきました。
こういう場所、みんな石を置きがちですね。
鳥居の左側は岩と山が見えます。
トンッ!
と、登ってみると・・・
海だ!!!
奥に見えるゴツゴツした場所が本来行こうとしていた洞窟になっているそうです。気になるけど、海からでしか見えない場所です。
後ろを振り返ると、トトロの森とガイドさんが呼んでいた場所があります。今まで見たことないタイプの場所です。なんとも不思議・・・
クネクネした道を進み、小さな穴へと向かいます。森の入り口です。
進んでいくと見慣れない木々が生えています。岡山の牛窓神社付近とちょっと似ています。
分かれ道・・・・。とりあえず展望台へと向かいます。
島と海。
天気は悪くても素敵です。
そして、先ほどの分かれ道のもう一方“黒磯海岸”へも向かいました。バスツアーの人は誰もこちらの方へは行っていない様子でした。少々距離があるので足腰に自信がある方は“ぜひ!”という感じの道です。
奥のゴツゴツ岩がまたあの洞窟がある場所です。さらに海岸へと下ります。
ちょっとづつ近づきます。
着いたーッ!!!
誰もいない海岸。結構好きです。
洞窟は見えなかったのは残念でしたが、黒磯海岸とトトロの森なんだか神秘的な雰囲気もあり素敵でした✨
【芥屋の大門(けやのおおと)】
■場所:〒819-1335 福岡県糸島市志摩芥屋520
4.11:30~12:30 カキ小屋でお昼ごはん
次は楽しみにしていた『かき小屋』です。この為に朝もごはんを減らして、さっきいっぱい歩いたと言ってもいいほどです。
海辺にカキ小屋はいくつか並んでいました。今回行ったのは手前の小屋【恵比寿丸】でした。建物の裏側へ行くと・・・・
すぐそこは海でした!!
中に入るとこんな感じです。
炭火で焼きます。殻もすぐ捨てられるように大きな青バケツが置いてあります。白いかごは荷物入れです。
席に着くと、大量のカキ(1.5㎏)とカキごはんがすでにスタンバイされていました。席は相席です。ちょっと恥ずかしいけど、早速焼きます!!
その前に!!
小屋に入ったらまずは入口に置いてあるジャンパーを着ます。
全員ほぼお揃いの格好です。
初めてのカキ小屋✨ドキドキです。
どう焼くのか、いつが食べごろなのか??置いてあった案内を見ながら焼いていきます。
あちこちで、パンッパンとはじく音とカキが飛び跳ねる状況が見られました。これにはビビります。
1.5㎏なかなかの量です。カキごはんにカキ汁、カキフライと出てきます。どれも美味しいです!!
人生で1番カキを食べた日です。
身はこぶりです。食べやすくて個人的にはいい感じのサイズです。調味料はポン酢や醤油、他にもいくつかありましたがポン酢で食べるのが美味しく感じました。
まわりの方は追加注文でホタテやエビ、酒等も実費追加で注文していました。食べれない人は持ち帰りをお願いする人もいました。
カキ小屋は期間限定で主に10月~4月上旬の期間です。
【蠣小屋 恵比寿丸(エビスマル)】
■場所:〒819-1334 福岡県糸島市志摩岐志801
■営業時間:10:00~17:00(最終入店 16:00)
※2021年10月~2022年4月上旬営業
■ 電話:092-332-0763
5.13:00~13:45 雷山千如寺大悲王院
お昼ごはんで満腹になった後は紅葉を見に行きます。ニュースで見て、今回の旅で一番行きたかった【雷山千如寺大悲王院】です。 ここは樹齢400年の大楓がある場所で紅葉スポットとして人気があります。
駐車場から小さな道を挟んで寺院があります。駐車場でも紅葉が見られます。
訪れたのは11月上旬。色が半分ついたところで、色が完全に変わる前の状況です。道を挟み進むと門が見えます。写真撮っていませんがなぜか太宰府名物の梅ヶ枝餅の屋台が来ていました。先ほどのカキでお腹いっぱいだった為スルーです。
門の右側からも立派な楓の紅葉が少し見えます。建物に入っていきます。
庭と変わりゆく姿が趣があります。さらに、館内を歩き進むと立派な楓が見えてきます。
館内を歩き進め、楓が見えなくなった辺りで階段を上り進みました。
寺院の上まで登り、お坊さんのお話も聞く事ができました。バスツアーならではと感じました。個人で行った場合はなかなか聞く機会がないので…。お話を聞いた場所は写真NGの場所でした。
外に出た廊下は写真撮影OKでインスタにアップをおススメしている場所がありました。そには・・・
ものすごい数の像がありました!!!写真に納まりきらないほど💦1体1体表情が違う様子です。圧巻です!!
そして、来た道を元に戻っていきます。
大楓がある場所とは反対側の庭には鬼滅の刃の“煉獄さん”を思い出すような色合いの紅葉が見られました。こちらも素敵です。
そして、建物から見える景色を堪能した後、外からの大楓を見に行きました。
天気が悪いのと、写真があまりよくはないですが💦実際はすごい迫力があります!!そして完全に染まり切っていない状況の為、見る場所によっては真っ赤に色着いた光景と・・・
完全に緑に見える場所とで見る場所によって楽しむことができました。1本でこれほどまで枝が分離し大きく広がっている大楓。他で見たことがありません。完全に染まった姿も見てみたいところです!!
この寺院の敷地は広くさらに奥へと進めます。
『雷山の風穴』を発見しました。囲われており近づくことはできません。急にアニメ“犬夜叉”を思い出してしまいました。
その後、寺院内を登ったり下ったりと散策しました。年齢を重ねると険しい道のりになりそうです。若い人は少ない場所でしたが足が軽いうちにまわっておきたいところと感じました。
紅葉シーズンは人気で駐車場もなかなか停められず渋滞するようです。完全な紅葉ではなかったこの日でも帰る頃、道が混み始めていました。バスツアーで良かったと思った所です。
【雷山千如寺大悲王院】
■場所:〒819-1145 福岡県糸島市雷山626
■受付時間:9:00~16:30
■拝観料:館内400円/入山料(建物内入らない場合)100円
■電話:TEL : 092-323-3547
6.14:10~14:50 杉能舎
最後に訪れたのは【杉能舎(すぎのや)】です。創業明治3年の浜地酒造さんです。行った時、知りませんでしたが後にフォロワーさん情報で阪神タイガースの選手、浜地 真澄(はまち ますみ)さんのご実家ということを知りました。
駐車場から降りて歩いて進むとすぐ右手に酒造場、ビール工場がありました。少し中も見せてくれました。
その後みんな、敷地のさらに奥へと進みます。
歴史あるお店と言うことも有、雰囲気が素敵です。
みんなが足取り軽く向かっていったのは、試飲ができる場所です。
ここにはキュンキュンするかわいいパッケージのお酒がありました💛時々、ご近所のコンビニでも見かけます。
ヨーグルト梅酒気になります!!昔はロックで梅酒を飲むほど梅酒好きでしたが腸が荒れてからは禁酒中・・・。良くなったら飲みたいです。
他にもお酒の作り方を学ぶ場所、酒造資料館や食事ができる場所もありました。そして、私がここで楽しみにしていたのは・・・
あまざけソフトです!!
あまくて、他では食べたことがないメチャメチャ美味しいアイスクリームでした✨✨また食べたいです!!来たら食べて欲しいです!!今回はバスツアーで引換券で頂く事ができました。
そして、ガイドさんがイチ押ししていたのは・・・
酒粕を使用したベーグルです!!通常は午前中で完売することも多いそうですが、ツアー客の為にいくつか在庫を残してくれたとのことです。なんて、素敵な心遣いなんでしょうか✨✨
その言葉に“もう、杉能舎さん好き!!”ってなりました。
ご近所で買えたなら、しょっちゅう買いに行きたいです!!
【杉能舎(すぎのや)】
■場所:〒819‐0385 福岡県福岡市西区元岡1442
■営業時間:9時~18時
■電話: 092-806-1186
秋に行くと歴史ある建物がより一層雰囲気が増すのでおススメです!
7.まとめ
秋の糸島の旅いかがでしたでしょうか?(一部福岡市西区でしたが…。)博多から車で約30分の距離で日帰りでも満喫できる場所です。
行った場所のまとめです。
■糸島菜彩
→秋の味覚・旬の美味しいものをぜひ買って下さい!
■芥屋の大門(けやのおおと)公園散策
→トロロの森で秋の雰囲気を楽しみましょう!秋のハイキング良きです!
■カキ小屋でお昼ごはん
→秋~春先限定です!!糸島産の美味しい旬の蠣を味わいましょう!
■雷山千如寺大悲王院
→誰もが“おぉ✨”と感動する樹齢400年の楓と秋の寺院で風情を感じましょう!
■杉能舎
→美味しいお酒を飲み、あまざけソフトに酒粕ベーグルも食べましょう!
食欲の秋で締めくくりです。
それぞれ秋にピッタリの場所でした!さすがHISです!!チョイスが素晴らしかったです✨バスツアーならではの貴重な体験もありましたがゆっくりレンタカーを借りてまた行きたいと思える場所ばかりでした。どおりで海外の方もこの魅力に引き込まれるわけです!
雷山千如寺大悲王院は紅葉の見ごろを迎えると渋滞が予想されるのでご注意下さい!
では、よい秋の旅を~👋
最後まで読んで頂きありがとうございました🌷
2022-09-04