今回お届けするお引越し情報は
『福岡県外から福岡市博多に引越しをするのに知っておくと役立つ情報』です。
私自身は2020年コロナ過で初めて福岡市博多区へ移住してきました。
これまで住んできた場所は中四国・関西で九州エリアの福岡は初の移住となります。引っ越す前、知らないことが多すぎて街を知るのに“検索検索検索”の日々で正直、時間も取られましたし、疲れました。
それなのに、実際住んでから知ることがたくさんあって“住む前にこれ知っておきたかったぁ~”ということや“事前に調べて知っておいてよかった”という情報を今回まとめたのでご紹介します!
1.役所はとにかく混む!転入は予約がおすすめ!
私が移住した場所は福岡市博多区。人口約24万5千人(令和2年5月福岡市情報)が住む街で福岡市で東区に次ぐ人口の多い街となります。
博多駅やキャナルシティがある福岡市内でも移住地として中央区(天神がある中心部)と並ぶ人気の地域です。
福岡市は全国の政令指定都市の中でも人口増加数・人口増加率ともにトップの街です。天神ビッグバン等、現在も街の改革が進行中であることから注目度が高いこともあり、今後も増加傾向が予測されます。
人口が多いことで財政が潤い快適に過ごしやすくなることはいいことですが、移住民にとっては最初の難題になるのが手続き業務です。
住民票を移すのに役所に行かねばなりません!!
人口が多いと言うことは役所で手続きをする人も多いのです。転勤族や学生が転出、転入する時期2月~4月にかけてはピークです。平日にも関わらず平気で2,3時間待つことも…。
ピーク期間でなくても1時間ぐらい待つこともしばしばあります。
そんなあなたに知ってほしい情報があります!
それは・・・
【引越し手続きのオンライン予約サービス】です。
ここで事前に予約することで、あの長い長い待ち時間を短縮できます!
ポイント
書類の記入不要:スマホやPCから簡単に引越し手続きの事前申し込み!!
大幅な時短:予約優先で対応してもらえる!!窓口でもスムーズ対応!
ちなみに、福岡市から転出される方は新しくできた『オンライン転出届』がおススメです!マイナンバーカードが必要ですが、これがあれば役所に行かなくてもオンラインで手続き完了ですよ!
2.移動手段で通勤・通学は左右される!
移住先で生活する上で気にしなければいけないのは移動手段です。
職場や買い物への移動手段について毎日の生活に関係することなので知っておきたいところです。
おなじみの場所であればよくわかるけど新しい地の交通状況って1日や2日で把握しづらいところですよね。さらに現地になかなか行けなくて状況がさっぱりわからない💦なんて方もいると思います。
そんな方の為にここで博多の移動情報をお届けします。
■ 地下鉄:人気路線は空港線!通勤ラッシュは人多し!
“福岡市で引越し”となると人気なのは『地下鉄 空港線』です。
野球観戦する福岡paypayドーム、憩いの広場の大濠公園、中心部の天神、飲み屋が集まる中州、玄関口の博多駅、国内外へひとっ飛びの福岡空港、これらの人気スポットの最寄り駅をカバーしている存在です。
転勤族にも人気のエリアです。多くの人がこの路線に注目し、住む場所に選ぶ人も多いところです。
その為、残念ながら朝の通勤ラッシュは混みます。
参考までに地下鉄からJRへ乗り換えして通勤する人も多いところです。
朝8時台、平日博多駅に行った時に地下鉄の改札口方向からJRの改札までスーツの人で行列していた光景を見たことがあります。
一般的な通勤時間(8時頃)に中心部エリアの地下鉄へ乗る場合は“通常は混むものだ”と覚えておくと良いです。混むのが嫌な方は地下鉄を乗らずに通勤できる範囲の場所を選ぶのが良いと思います。
■ JR:鹿児島本線はよく遅延する
地下鉄の他に電車と言えば『JR』
やはりJRの駅近くは便利なものです。移動しやすさもあり、どこか安心感もありますよね!
福岡で乗客数が一番多い路線は『鹿児島本線』と言われています。
福岡県北九州市の門司港~熊本県八代までの232.3kmもの長~い路線です。これはJR九州の中で一番長い路線となります。
博多に住むにあたって知っておきたい情報としてはこの鹿児島本線はよく遅れるということです。
遅れる原因はなに?
【要因】
①長距離:あちこちで起こるトラブルに影響されやすい。動物と接触、人身事故、乗客の体調不良、踏切や信号トラブル等、電車を停めてしまうリスクが上がってしまっています。
②地上の平面走行:踏切が多い為、上記と同様トラブルが起こるリスクが高くなります。
生活に便利な路線ですが通勤、通学に毎日利用となると使いずらい路線かもしれませんね。
■ バス:中心部は時間気にしなくてもなんとかなる
バス移動となると“遅れて来る”“時間ちょうどに来ない”そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?私もその一人です。
ただ、博多に住んでバスのイメージが変わりました。
走っているバスがとにかく多いんです!!中心部天神から博多駅に行こうとバス待ちしていて“乗れなかった💦”と思っても次にすぐ来たバスも博多駅行だったりします。驚くのは3台続けて停まっているバスがどれも博多駅行だったなんてことも!!
中心部であればこのように次から次にバスがやってく来ます。主要な行先であれば本数が多いのでそこまで時間を気にしなくてもやり過ごせます。
福岡市のにしてつバス情報
利用者が多いので利用しやすいサービスも多々ありますね!
■ 自転車:あちこち停めれないので注意!
“公共交通機関を使うのはわずらわしいし、自転車で移動するから別に移動問題は私は関係ない”と思った方、博多に住む場合は注意が必要ですよ!
街に訪れることがあれば、注意して見てみてください!自転車、路上に停めてないんです。ちゃんと、みんな駐輪場に停めています。
街づくりの一環で『自転車放置禁止区域』が設定されています。これは中心部ほぼ該当します。
これは景観を守る為と通行の邪魔にならないように歩きやすさの配慮をした取組みです。同時に駐輪場に停めていない自転車を撤去するものでもあります。
その関係で好きなところに自転車を停めることができません!駐輪場をの把握しておくことが必要ですのでお気をつけください。
注意ポイント
福岡市は『自転車事故の保険の加入』も条例で義務化されています。未加入の方は加入しておきましょう!
3.自然現象にも気を付けて
毎日過ごす中で気になるものに生活環境がありますよね!空気が汚れた場所も避けたいですし、日の当たらない部屋も避けたいものです。
住む環境は地域によって避けられないものもあります。博多に住むにあたって気にかけておきたいことをここでご紹介します。
■ PM2.5と黄砂:浴乾付きの物件に住むのが望ましい!
福岡で住むのに気を付けておきたいことは『大気汚染問題』です。PM2.5や黄砂があります。
黄砂が発生する地域、ユーラシア大陸が近い為、黄砂がよく飛ぶ地域となっています。
注意ポイント
【黄砂】
福岡の黄砂の時期は3月から5月頃で4月がピークと言われています。
【PM2.5】
年間通して飛んでいます。その中でもは3月から5月にかけ増加します。黄砂の中に含まれるものにもなる為5月がピークと言われています。
※喘息やアレルギーにつながるので注意が必要なところです。
健康を保つために備えたいのが『浴室乾燥機』です。
外に洗濯物を干すと衣類への付着が気になるので、あると部屋干しするのに心強いアイテムとなります。浴室乾燥機の付いた物件は“家賃が高い”という方は場所をとってしまいますが置き型の「衣類乾燥除湿器」等が量販店で販売されているのでそちらを使うのも有りです。
■ 日照:太陽が出ている時間が短い!
福岡市は既にご存知の通り、日本海側に面した地域です。九州というと南国のイメージであたたかい印象を持った方も多いですが実は寒い日は雪も降りますし、冬はどよ~んとした天気が多いこともしばしばです。
冬場の日照時間は短いのです。
日照時間参考
90日間の合計(2021年11月~2022年2月)
東京:600時間
金沢:239時間
大阪:510時間
福岡:400時間
宮崎:572時間
福岡は全国的に見て日照時間が短くなっており、日本海側の地域の中では日照時間が長い地域になっています。
ここで気にしたいのは日が入らないことで起こりえる健康被害の恐れです。
日を浴びることでビタミンDが体内で作られるので減ることでカルシウム不足の恐れがあります。また精神面においても幸せホルモンの「セロトニン」が生成されにくくなる為、長く続くと精神の不安定やうつ病、不眠症につながると言われています。
日照時間が短いことは避けられませんが、できるだけ日当たりのいい部屋や内装が明るい部屋をおススメします。
4.大通り沿いに面する部屋はやめといた方がいい!
大通りに沿いにある物件は数多くあります。バス停が近くにあったり、スーパーが近くにあったり便利が良い場所になるので魅力的な物件ですが、気を付けたいのは『交通騒音』です。
大通りは交通量が多いです。大型トラックやバスが通る場所だと結構、音が気になります。福岡市はバスが多くよく走っているので気になるところです。
さらに、パトカーや救急車、消防車が通るともうサイレンだらけでゆっくり休めません…。
福岡市内に限らず、街に住むと緊急車両が走るのは日常茶飯事となります。
TVを見るのも勉強するのも寝るのも静かな方が快適な生活につながります。ということで大通り沿いは避けることをおススメします。
5.物価は安い!接客態度は...慣れよ!
引越し先の物価って気になりますよね!買い物に行って毎日食べている食材が高いとちょっと気が引けてしまいます…。
福岡市はどうなのか心配されている方はご安心下さい。
九州最大の都市ですが物価は安いです!
引越し前トイレットペーパーを買うのに450円近くで買うことが多かったですが、同メーカーのもので博多では300円前後で買えてます。森永のミルクココアもよく買いますが特価(チラシの日)で300円ほどで買っていましたが博多では毎日300円以内で販売しているスーパーがあります。
生活するのにやさしい街です!
ただ、気になるとすれば接客態度に対して気になる口コミをよく見かけます。日常、生活していて、確かに感じる部分はあります。個人的には素直に生きてていいなぁと思いますが、中には“不愛想”“笑顔が無い”“態度が悪い”等お店によっては書き込みが目立ちます。安いお店に多いところなので、慣れていた方がストレスを減らせるので気持ち的に楽に過ごせると思います。
6.まとめ
実体験を含めご紹介したので、長文となってしまいました…。全部読んでいただいた方ありがとうございます!どれも大切な情報だと思って省略できませんでした。
簡潔にまとめると
・人口が多いのであらゆる場所が混みやすく、場所によっては騒音にも注意
・大気汚染には要注意
・福岡市の特性や条例も知っておくと良い
こんなところです。
実際住むと、生活しやすく暮らしやすいのでいい街です。知らない情報があってもなんとかやっていけますが知っておくと賢く生活できると思いますのでご参考くださいませ🙌
では、よい引越しを~🚚💨
2022-02-06