博多暮らし2年目のちょびです!最近一人暮らし11年を経験した後、二人暮らしを始めました。その中でまず、困った事があります。
それは・・・
“冷蔵庫にものが入らない!!!”
一人暮らし用の冷蔵庫で二人分の食料を入れるのには限界がありました。
・暑い日に冷たいものを飲みたいのに飲み物が多く冷やせない…。
・冷凍のストック品が買いだめできない…。
・作ったカレーを入れたいのに鍋が入る隙間がもうない…。
ということで、冷蔵庫が完全に壊れたわけではありませんでしたが10年以上経っていたこともあり思い切って買い替えることにしました。
買い替えようと思った理由
・一人暮らし用の冷蔵庫の容量で足りずストレスを感じ始めた
・新しくした方が“電気代が安くなる”“エコ”と聞いた
私と同じように一人暮らしから二人暮らしとなり冷蔵庫の容量が厳しくなった方、一人暮らしでも家でごはんを作る機会が増え容量が厳しくなった方、結構いらっしゃるのではないでしょうか??
そんな方の為に冷蔵庫、買い替え前に知っておきたい情報を今回まとめました!!
これから買い替えの方はぜひ、ご参考頂ければです!
こんな方におすすめ
- 一人暮らし用の冷蔵庫から大きい冷蔵庫へ買い替え検討中
- 初めての冷蔵庫の買い替え
1.費用:新しいから安くなるのはものによるので注意!!
新しい冷蔵庫を買い替えるのにまず気になったのは費用です。
サイズ、メーカーによって本体価格はピンキリです。そして家電量販店に行き知ったのは運送費とリサイクル費がプラスでかかることでした。そして大切なことは冷蔵庫を使用している時にかかる電気代です。
①購入時にかかる費用:本体+運搬費+リサイクル費
本体価格の目安は冷蔵庫の容量で変わっていました。
【本体代目安】
100L台(一般的な一人暮らし用サイズ)・・・3万~8万
200L台(一人用でやや大きめ。ほぼ存在しない)・・・10万前後
300L台(二人暮らしサイズ)・・・8万~15万
400L台(二人~四人暮らし)・・・15万以上
※金額の目安は福岡の家電量販店5社を巡った結果の目安です。
私が今回選んだのは300L台です。一人暮らし用でもなんとかやっていけていたので少し大きくなるだけでも十分だなという感覚です。あとは普段大きな買い物をしない為、気持ち的に10万円以内に抑えたいなというところで検討しました。
本体代以外にかかってくるのは
冷蔵庫を運ぶ運搬費と今の冷蔵庫を処分する時にかかるリサイクル費用です。
【運搬費目安】
費用が掛かる場合、福岡市内の家電量販店から市内へ運ぶ場合2千円~3千円でかかるケースが多い。
※家電量販店により費用有無や金額が異なる。
※商品によっても無料と費用が掛かるものと分かれるケースもある。
運搬費以外にかかるリサイクル費用についてもご紹介します。
リサイクル費用ってなに
・家電リサイクル法に基づき処分時に必ずかかる費用
・エアコン/テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)/冷蔵庫・冷凍庫/洗濯機・衣類乾燥機の家電を処分する場合かかる費用
・費用はメーカーごとによって異なる
※詳しく詳細を知りたい方は経済産業省のHPをご参照下さい。
冷蔵庫の場合は処分する冷蔵庫の容量が170Lを超えるかどうかで費用が異なるボーダーラインとなっていました。
私の場合は使っていた一人暮らし用の冷蔵庫が138Lだった為170L以内のリサイクル料がかかりました。
今回かかったリサイクル費用:3,740円
家電リサイクル費用が分かる一覧サイトもあるので気になる方はそちらもあわせてご参考下さい。
②ランニングコスト
費用でいうと本体代以外にかかってくるのがランニングコストです。月々にかかってくる電気代のことです。
冷蔵庫電気代気にした方がいい理由
・家庭内における家電の電気代の使用割合の第1位が冷蔵庫と言われています。
※近年では冷蔵庫の省エネが進み最新の冷蔵庫をすでに使用されている場合はエアコンが1番電気代がかかるケースもあるので一概にはいえないところです。
・冷蔵庫は24時間、365日フル稼働している家電の為、電気代がかかりやすいです。
“新しい冷蔵庫にすると電気代が安くなる”
みんな口をそろえてこう言います。ですが、私は購入前調べている時にとある事実に辿り着きました。
大容量へ買い替え時の注意点!!
・消費電力が低い(電気代が安くなる)のは400L台の冷蔵庫
・一人暮らし用の冷蔵庫(100L台)から2人暮らし用の冷蔵庫(300L)は電気代が高くなる可能性大
そう思った方もいると思います。私の場合は消費電力が上がる機種でした。注目したのは消費電力です。
今までの冷蔵庫(パナソニック) | 新しい冷蔵庫(三菱) | |
容量 | 138L | 330L |
年間消費電力量 | 60Hz:300kWh/年 | 328Kwh/年 |
年間消費電力量はJISで測定方法が定められており10年前と今とでは内容が一部異なっています。JISの詳細測定方法をそれぞれネットで調べましたが正直・・・
そんなもん素人がわかるかーッ!!!
状態になりました。非常に難しい話です。ただ数字で見る限りは年間消費電力量が新しく検討した冷蔵庫のほうが28Kwh/年高くなります。少々電気代がお高くなる見込みです。
容量が大きくなった分、消費電力が上がるのは当たり前かとも思いました。そして今の冷蔵庫は隙間なく食材が入り込んでいるので恐らく冷やすのに電気を食っているはずです。新しくなれば余裕ができるのでその分電気代を抑えられるのでは??と思い気にするのをやめました。
そんなことを思いながら商品カタログを見て気づきました。
400L以上の機種になると年間消費電力が250~298Kwh/年と今よりも300L台より消費電力が低くなっています。
大容量年間消費電力が低い理由
・温度管理をするのによりいいセンサーが内臓されている
・断熱材が入っている(小さい冷蔵庫はスペースが限られており入れるのは難しい)
・内部に余裕ができ詰め込み過ぎずに済む
電気代を考えて400L台も検討しましたがやめました。
330Lと400L代の電気代の目安の差額が年間約2,000円の差額です。本体代の差額が約20万~25万(消費電力が低い機種)と約10万(300Lの機種)とで約10万~15万です。冷蔵庫を10年使用しても電気代の差額は2万(2,000円×10年)です。電気代が安くなるからと言って本体代が高くなるのはトータル費用で言うと魅力的ではありません。そして400Lまで容量をでかくしても賃貸暮らしの者にとってはスペースをとるだけで圧迫感が増すので消費電力が一番低いものにこだわる必要はないと思いました。というわけで300Lにとどまりました。
2.運搬:それ設置できる?
冷蔵庫を購入する時に調べておかなければならないのが設置サイズです。
知らべて置くべきサイズ
・設置場所(幅、奥行き、高さ足りるか)
※設置後、壁と天井との隙間を開ける必要有。購入前に各機種の設置条件確認要
・搬入経路の幅(冷蔵庫が無事運べる通路幅があるか)
一人暮らし用はコンパクトなので、これまで引越しの時も運ぶのに気にする事があまりありませんでした。しかし大きいものに買えた場合、搬入経路の心配もしなければなりません。ここ見落としがちです。廊下等、冷蔵庫を置く場所までの通路幅確認しておくことをおススメします。
3.知識:大容量の冷蔵庫の上に物は置くな!
私の今の住まいは賃貸なのでキッチン周りのスペースが限られています。そう、狭いのです!!立派な食器棚を置くスペースはありません。
冷蔵庫以外のキッチン家電は電子レンジ、オーブン、炊飯器、電気ケトルと一般的な家電があります。今まで冷蔵庫の上に電子レンジが乗せていました。場所がない為、新しい冷蔵庫を買ったら使用頻度の低いオーブンを冷蔵庫の上に乗せようと思いました。
その為、高さが低く容量が多いものを見ていたのですがここでも新たな事実を知りました。
“大きい冷蔵庫の上には物を置いてはいけない!!電子レンジやオーブンは置くな!!”
ということです。
大きい冷蔵庫の上に物置NGな理由
一人暮らし用の冷蔵庫には上に家電を置くのを想定し冷蔵庫上部に耐熱材が入っているものがほとんどです。
200L以上の冷蔵庫は上に置くことが想定されていない為、ほとんどが耐熱材無しの使用になっています。上部から熱を放出させており、熱を持つ家電を仮に置き使用した場合、中の冷蔵庫の熱が上がり冷えにくくなり電気代がかかったり故障の原因につながる恐れがあります。
家電量販店巡りをしている中で5社のうち1人だけららぽーとのヤマダ電機のおじさん店員さんが教えてくださいました。
4.届くまでの準備:中のものは減らした方がいい
引越しを度々繰り返してきた私ですが引越しの時は前日から冷蔵庫のコンセントを抜く作業が必要でした。
ですが、今回購入時何も言われませんでした。
“どのタイミングで冷蔵庫の中のものを出すべきか??”
悩みました。購入時、聞いておけばよかった…。と思いならがギリギリで大丈夫だろうと思い来る直前に出すことにしました。
結果、ギリギリでも大丈夫でした!!
到着予定時刻の10分前に出す予定でしたが、配送の方が予定より15分早くやってきました。
オートロックの呼び出し音…。下のドアを開けたのはいいけど冷蔵庫の中は詰まっていっぱいの状態…。
やばい!!!急げ!!!
部屋のピンポンが鳴るまでの約3分程の間、必死に中のものを一斉に出しました。
心の中は“ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ”
急ピッチでだしお兄さんが運ぶ準備をしている間になんとか間に合いました。ここで思ったのは、取り替える時は冷蔵庫の中のものは極力減らした方がいいということです。ピッタリには来ないのでいつ来るかもわからないです。出したものの置き場にも困ります。要冷蔵や冷凍のものは傷みやすく困ります。ということで減らしておくことをおススメします。
5.まとめ
一人暮らし用の冷蔵庫から大容量冷蔵庫へ買い替える場合、知っておきたい事や注意事項がいくつかありました。
■購入時かかる費用
・本体価格:冷蔵庫のサイズによって代替の相場が決まっている
・運送費:家電量販店によって対応が異なり無料の場合もある
・リサイクル費(処分する場合かかる費用):メーカーによって異なる
■ランニング費用(電気代)
400L以上の場合は消費電力減期待できるが本体代が高いとトータル費用は高い可能性有
■設置可否要確認
設置場所以外に搬入経路の廊下等の幅も確認
■冷蔵庫の上にものはもう置かない
一人暮らし用は冷蔵庫上部にほぼ耐熱材があるけど300L以上は無い為、基本ものを置くのはよくない
■冷蔵庫の中身を出す
ギリギリでも大丈夫だが減らして置くことがおすすめ
ちなみに今回入れ替えた結果こうなりました↓↓
こちら138Lの一人暮らしで愛用していたパナの冷蔵庫です。それに対して今回購入したのが・・・
三菱の330Lの冷蔵庫です。ホワイト色にしたかったのですが昨年モデルということも有、生産が終わり在庫が無いとのことなので今回もブラウンです。大きくなり中身が見やすく、音も静かで冷えるスピードが速く満足です!!ギュウギュウ詰めのストレスから解放されそうです。
そして取り替え時良かったのが引っ越してきた時に冷蔵庫の下に敷いた透明なマットです。
旧冷蔵庫をのけた時、汚れがほぼなく軽くふくだけで綺麗になったので楽でした!!賃貸なので汚れと床の凹みが気になる所ですがこれを敷いていれば不安が取り除かれ安心です。買っといて良かったと思えました。楽天やAmazon、家電量販店で買えるのでセットで購入おススメです!
以上今回、私が冷蔵庫を買い替える際に学んだ情報です。
高いお買い物、なかなか取り替えができない毎日使う大切な家電、悩ましいことがたくさんかと思いますが、素敵な冷蔵庫と出会うヒントになれば幸いです。
では、今回は話が長くなりましたがこの辺りで~👋
最後まで読んで頂きありがとうございました🌷
2022-08-09