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【北九州】河内藤園見ごろを終えた数日後でも夢をもらった話

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【北九州】河内藤園見ごろを終えた数日後でも夢をもらった話

博多暮らし2年目のちょびです🌷
いつもは博多駅周辺と職場周辺しか行動せず小さな世界で暮らしていますが2年ぶりに四国に住む両親に会う為、東へと進みました。
その帰り、気になっていた北九州にある【河内藤園】へ行ってみました。
こちらは知る人ぞ、知る有名スポットです!!私も綺麗な藤のトンネルの写真を見て行きたくなりました!

河内藤園とは

・福岡県で藤の花が綺麗に見える場所として有名
・鬼滅の刃で話題になった
・昭和52年4月開園
・4月~5月にかけては22種類の藤の花が見られ約1000坪の敷地に咲く藤の花に圧倒される
・秋には約700本の紅葉が見られる

多くの人が花のピークとあわせて全国のあちこちから人が来られる場所です。ですが、問題点が1つあります。
藤の花のピークは一瞬です。花の満開のピークと見に行く予定を合わすのが結構難しいのです!!
今年(2022年)は大雨、強風もありGWに満開に咲き乱れることができず早めにピークを終えてしまったようです。

私が行けたのもピークを過ぎて約5日後でした。

それでも、一部綺麗に咲いており花の数に圧倒されました。もちろん、ピークを過ぎたので枯れているところも多くありましが…。
ただパンフレットを見て意外なところで楽しめました!

ということで、今回は"河内藤園ピークが過ぎた数日後もなかなか楽しめまた次回楽しみたくなった"話を紹介します!

こんな方におすすめ

  • 自然な場所が好きな方
  • 映える話題のスポットについて情報を知りたい方
  • 観光スポットの背景まで(プチ情報)も興味がある方

1.場所:北九州山間部

小倉駅からも黒崎駅からも車で約15~20分の距離に位置しています。

安めに宿泊できる場所が小倉と黒崎なのでこの2か所からの距離を例にとりました。

バスで行けなくはないですが、乗り換えが必要であったり最寄りのバス停まで坂道を10分ほど歩かなければいけません。本数も少なく不便な為、レンタカーを借りたりして車で行くのがおすすめです。中にはタクシーで来ている方も数名いました。

河内藤園
■場所:〒805-0045福岡県北九州市八幡東区河内2-2-48
■電話:093-652-0334
■駐車場:無料(200台完備)

2.ピーク時見る方法は?:事前チケットと公式HP

河内公園は藤の花が咲く時期(4月下旬~5月上旬)と紅葉が見える時期(11月中旬~12月上旬)に開園します。

いつでも入れません。レア感が増しますね!

河内公園へ行く前に知っておきたいことは事前チケット制です!現地販売無しです。
ローソン、セブンイレブンで日時指定でチケットを購入し発券しておく必要があります。
詳細は公式HPにてご確認下さい。
現地にスタッフの方が数名いて臨機応変に対応して下さるような雰囲気はありましたが断られる可能性が高いので要注意です!

コンビニチケットの理由

・交通渋滞を緩和してストレス軽減
・ストレスなく藤の花を観賞してもらう


コンビニに行く手間はかかりますが結果、見に来る人のストレス軽減につながっています。実際、行き帰りの交通渋滞はありませんでした。

満開の時に行きたい方は公式HP開花の情報がアップされているので開園時期に毎日の更新をチェックするのがおすすめです!またはSNSで当日の情報をあげている方が多いので参考になります。天候によって毎年咲き状況が変動する為、ピークに見に行くには情報チェックが必須になりそうです。

3.料金:変動制

通常ピーク時は大人1名1500円です。
コンビニでチケットを発券する際は大人1名500円の支払いを行います。

残りの1000円の支払いは現地となります。

実際行ったところ・・・
ピークを過ぎたということで私の場合は追加料金なしでコンビニ払いの500円のみで中に入ることができました!

4/30までは通常料金だったようですが5/1~追加料金が無くなったようでした。

4.現地レポート:見ごろ終えた姿

満開が一番いいのはもちろんわかっていますが今回は事前にチケットを買って行ける日が決まっていた為、ピークに合わせて来ることができませんでした。花は枯れ、緑が多くなってきていましたが一部、綺麗に咲いているところもありました。約1,000坪の敷地の藤園は圧倒されます。順番に歩き進めた状況を紹介します。

まず、受付を済ませて通る場所は『藤のトンネル』です。

ここメイン通りです。よくSNSで鮮やかな色のトンネルで映っていますがピークを過ぎると寂しいものです…。

白い藤の花、初めてみました!!
枯れかけが多いですが綺麗です。そして長いこのトンネルは藤の花のやさしいいい匂いが漂っています。

プロの写真撮影はNGになっているんですが…若い女性とカメラマンらしき人がこのトンネルで一番綺麗に見える場所にいました。
実際プロなのか分かりませんがね…。

トンネルで頑張ってまだ咲いている藤の花を撮ろうとしましたが逆光で綺麗にとれませんでした💦時刻は昼前。撮影は厳しいものです。

長いトンネルを出ると見えてきたのが『藤のドーム』です。
もう、ほぼグリーンです。満開時は華やかな色のドームが出来上がる様子でした。
グリーンのドームを見ていると…なぜでしょう?トトロを思い出してしまいました。

ドームを超えて歩き進めると再びトンネルです。今度は短めです。入口には変わった紫陽花?のような白くて綺麗な花が咲いていました。

トンネルをくぐりそこを抜けると…
ものすごい数の藤の花がずらーっと並んでいます。『約1000坪の大藤棚』です。よく見る紫色からピンク色もあり色とりどりです。

先程まで枯れていた藤が多かったのでここに来て嬉しくなりました。

ピークだともっと花が生き生きしていたことでしょう…

真ん中にある木が上に伸びたくさんの藤の花を咲かせているように見えます。なんとも不思議な光景です。『河内藤園はじまりの藤』エリアです。なぜか“はなさかじいさん”をふと思い出しました。

足の踏み場が気持ち上がっているところがあり藤の花が低く見えます。

たくさんの藤咲きエリアを抜けると右手に新緑が生い茂ったエリアがありました。『見返り坂の紅葉』エリアです。

外国人の方がカップルでしょうか?楽しそうに写真を撮っていました。秋に来るとまた雰囲気を変えて紅く美しいスポットとなりそうです。
ここは坂道が急なので今回は登らず撤収することにしました。

坂道を登らず下っていくと・・・

これまたやさしい色合いの藤の花です。最後の『藤棚』エリアです。

こちらも根っこと枝がまるで今にも動きそうな勢いで凄まじさを感じました。まさに“生きている証”ですね!

5.夢をもらえたわけ:1人の男の生きた証

園内に入る前にパンフレットをもらいました。
藤の花トンネルを抜けてしばらく歩き、イスに座りパンフレットを見返してみたところ・・・

"創設者である樋口正男が小学生の頃に読んだ本に感銘を受け「俺も何か一つこの世に生きた証を残したい」という少年の夢から始まりました。"
(パンフレットより引用)

!!!!!

企業や市が造ったのではなく、個人で築きあげたという!!!!!長男と共に開墾を始めブルゾーザーと一輪車で山にひな壇を作り約1000坪の大藤棚と藤のトンネルを完成させたということでビックリです!!

樋口さんが生きた証は今や大勢の人が遠方から足を運ぶほどの有名スポットとなっています。
過去にアメリカ放送局CNNのサイトで「日本の最も美しい場所31選」に選ばれたこともあり海外の方も見に来られる場所です。国内でも『鬼滅の刃』で藤の花が出てくることから聖地と言われて注目されたことから多くの方が訪れています。

この河内藤園の歴史エピソードを知って私は感銘を受けました!!
生きた証を残そうとして起こした行動が今や話題のスポットとなり人の記憶に残るスポットにまでなるなんて…。感無量です!!

そして、家族でブルゾーザーでこれだけの敷地をここまで仕上げる様子を妄想すると思わず笑っちゃいました。
一見クレイジーな人かと思いきや誰もが認める場所に変えるなんて…。夢がある話です。
余談ですが、河内藤園と駐車場の間に1軒綺麗なおうちがあります。樋口さんの表札でした。藤御殿かなぁなんてそちらの妄想も膨らんでしまいました。

私も土地があれば耕したいなぁなんて思ってしまいました。妄想どまりですが…。

6.まとめ

『河内藤園』素敵な場所でしたね!ピーク後ということで枯れた場所や緑が多くなっていたのが残念ではありましたが"満開の時にまた来たい!!"という気持ちが強くなりました。そして、なにより"樋口さんが生きた証を残したい"との想いでつくったこの場所がすごすぎて夢を見させてもらえました。

綺麗だけでは終わらないそんな場所にもなっていました。きっといろんな人の記憶に埋め込まれ、これからもっと多くの人が足を運ぶそんな場所になっていくんだろうなと感じました。

今回は藤の花を目的に行きましたが、紅葉も綺麗に見える場所のようなのでぜひ初夏と秋に訪れてみてはいかがでしょうか?
では今回はこの辺りで👋
最後まで読んで頂きありがとうございました🌷

 

2022-05-03

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ちょび

🏠アラサーの会社員
🏠一人暮らし歴11年経験
🏠博多暮らし4年目突入
移住民がはじめての博多で過ごす日々をあれこれ発信しているブログです🙌同じく博多がお初の方に見て欲しい情報を記録中!
おやつ好き*調べる事好き*小さな節約をコツコツ*難しいことめんどうなことはできれば避けたい*
そんな人が暮らしで気づいたあれこれを書いています🌷

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