博多暮らし3年目のちょびです!甘いものもパンも大好きでよく食べます。福岡県外から引越ししてきてから、スーパーで興味深いパンを見つけました。
それは・・・
“九州のマーク”が入った蒸しパンです。
よく食べてきた“北海道マーク”の蒸しパンを連想させるほどで、見つけてビックリしました‼
九州マークが入った蒸しパンは『フランソア』という会社が製造しているパンです。
フランソアってどんな会社
・福岡県糟屋郡新宮町に本社がある
・九州北部を中心に展開
・『健康(ヘルシー)とおいしさ』にこだわった商品を製造している
似ているこの2つのパン、どちらも
チーズ蒸しケーキ!!
チーズケーキも大好きで気になりました。というわけで、2個一緒に買ってみたので今回は比較した結果を紹介します。
こんな方におすすめ
- 菓子パン好き
- チーズ蒸しケーキパンに興味がある
- 九州マークのチーズ蒸しパンが気になる
1.場所:どこで買える?
ヤマザキの“北海道マーク”のチーズ蒸しケーキは、スーパーやドラックストアで販売しているのを見かけます。
フランソアの“九州マーク”のチーズ蒸しケーキは、福岡市内でもあまり見かけません。
フランソアのパン自体はよく見かけます。ほとんどのスーパーに置いています。しかし、スーパーやドラッグストアへと場所を変えてよく買い物に行きますが、ヤマザキのチーズ蒸しパンばかりでフランソアのチーズ蒸しパンを見かけたのはこれまでで2回です。
遭遇率低めです!!
その2回見つけた場所は
・博多ステーションフード(博多駅にあるスーパー)
・マックスバリュー(イオン系列)
この2つのお店へ行っても、いつでも置いているわけではありません。何度か行っていますが、とある1日だけ販売しているのを見かけました。こんな経験から“レア度高すぎではないか”と思っています。
2.見た目:パッケージの違いは?
それぞれ、同店舗でどちらも販売していところを見つけ2つ購入してみました。
まず最初は馴染みのヤマザキの『北海道 チーズ蒸しケーキ』です。
あいかわらず、北海道マークが綺麗です。
そして、秋のキャンペーン中でポイント付です。裏面を見てみます。
カロリーは316Kcal。
意外にも水あめが入っていたのねと改めて知りました。
続いてフランソアの『九州産クリームチーズ蒸しケーキ』です。
九州の形の再現力凄すぎます!!!端っこの凸凹までちゃんと表現がされています。
本当のマップと比べると、一部ないところもありますがパンにしてはできすぎでしょ!と思いました。
裏面を見てみます。
カロリーは368Kcal。
北海道より52Kcalプラスです。
健康意識が高い会社ということもあり、トランス脂肪酸0の表記や保存料、合成由来の着色料の使用0です。そして、「豆乳入りおからペースト」まで入っています。
小麦粉調製品が韓国製造表記になっているところが、九州らしい感じがします。
パッケージ裏面の上部にフランソアの取組みと大豆押しが記載されています。
それでは、これから開けていきます!!
それぞれ、開けた時の匂いが若干異なりました。
【においの違い】
■北海道
いつものいいにおい
チーズ強めのパン臭
■九州
家で作った蒸しパンの匂い
チーズ臭は薄め
3.ボリューム:サイズ感の違いは?
袋から出してみました。サイズの違いも見てみます。
北海道は楕円型。九州は四角形。形も異なります。
北海道:横幅 約22㎝弱。楕円。
九州:横幅 約10㎝。正方形。
北海道:縦幅 約6㎝。下が狭く、上に向け広がるのでわかりづらいです。
高さはぼぼ互角 約3㎝。九州の方がちょっと低いぐらいです。
形状は違いますが、あまり変わらない感じがしますね。
ちなみに、価格も大差ありませんでした。購入した日はスーパーでパンが安い日で北海道の蒸しパン88円、九州の蒸しパン98円で買えました。
縦に並べてみると九州の方がボリュームがあるように見えます。
ずっとこの蒸しパンを並べて見ていると、現実ではできない並びを試したくなりました。
北海道が南で九州が北。
やってみたものの、しっくりこないものですね…。遊びはこの辺にしておきます。
4.食べ比べ:いろいろ試した結果は?
では、ここから食べていきます。
まずは包装を剥がしました。ここでも差がありました!!!
お気づきでしょうか??包装紙に残るパンの量を見て下さい。
北海道はほぼ綺麗な状態ですが九州はくっついて居残りがでてきます。
そして、切ります。
パカッ!!!
北海道は高さがあり“ふわふわ”感があります。
九州は“ギュッとつまった”感じがします。
せっかくなので、食べ方も4パターンで分けてみました。
左上:そのまま
左下:温め(レンチン15秒)
右上:冷やす(冷蔵庫約1時間)
右下:凍らす(冷凍庫3時間)
それぞれ味が変わりました!!
順番に紹介します。
■そのまま
まずは、普通にそのままの状態で頂きます!!
【九州】
しっとり。チーズの味だけどやさしめのチーズ感。コクがある味わい。
【北海道】
チーズ感強め。なめらかさとふんわり感がある。
■温め
続いて、温めてみました。レンジで15秒チンしました。
普段なんでも温めて食べる人なので、今回試した中で個人的には“温めて食べる”のが一番好きでした。
【九州】
よりいい匂いがアップ。なめらかさもアップ。後味のチーズ感もアップ。
【北海道】
チーズ感が弱くなった。食感は多少違うけどりくろーおじさんのチーズケーキを思い出す味。
■冷やす
次は冷蔵庫へ約1時間入れ冷やしました。
時間がかかります。
1時間経過・・・
やっとです。温かいほうじ茶と一緒に頂くことにします。
お皿ごとひんやりです。
食べてみましょう!どちらもフォークに刺すと弾力感が増していました。
【九州】
蒸しパン感が減った。意外にもふんわり感が残っている。
【北海道】
美味しさが凝縮された感じ。
■冷凍
最後は冷凍庫へ入れ3時間。ラップに包み凍らせてみました。
3時間で一部硬くなったぐらいなので完全にガチガチではない状態です。
見た目ではちょっとテカリが出たかなぁといった感じです。
食べてみました。
【九州】
そのままと比べると口の中で溶ける感じで一部べたつき感もある。
すっと食べやすい。
チーズ感がアップし、後味がチーズチーズしている。
【北海道】
冷たッ!!
硬い為、チーズの塊の感じ。蒸しパンの良さは無くなる。
濃厚さアップ。
5.まとめ
ヤマザキの『北海道 チーズ蒸しケーキ』と
九州ローカルパン製造会社のフランソアの『九州産クリームチーズ蒸しケーキ』を
今回、食べ比べてみました。
一言でいえば
北海道はチーズ感の強いチーズ蒸しケーキパン。
九州は蒸しパン感の強いチーズ蒸しケーキパン。
という印象でした。
ただし、食べ方によって味わいがそれぞれ変わりました。個人的にはどちらも温めが好きな味でした。恐らくこれは好みです。
見つけたら、ぜひ自分の好きな味の変化を見つけて楽しんで食べることをおススメします。
“どっちの方が美味しいか?”
これは回答に困る問題です。
食べ比べた結果、
チーズ感を求める時はヤマザキ
あっさりと軽い感じで蒸しパンでもちょっとチーズの風味が欲しいと思った時はフランソア
と使い分けしたいと思いました。
ただ、フランソアの方はほとんど見かけないので欲しい時に買えない、見つからないが問題です…。
この2つの蒸しチーズケーキ、馴染みがない九州の方を見て
“パクリ”と思う人も多いと思います。実際、いつから発売されているかHPに情報が無かった為どちらが先か等は不明です。
とある取材情報を拝見していると“ライバル意識はない”とのことです。
“九州産のクリームチーズ”を使用しているので九州のマークを入れたそんな理由のようです。
北海道も北海道産のチーズとのことなので理由も似てはいますね。
どちらも違う美味しさで、一目でわかる存在感。リーズナブルでスーパーで買える商品なので、ずっとあって欲しいなと思います。
あとは、勝手な望みで言えば・・・
本州形状と四国形状のチーズ蒸しパンも現れて欲しいなぁと思うところです。
では、今回はこの辺りで~👋
最後まで読んで頂きありがとうございました🌷
2022-10-30